畑祐一郎(福井テレビのディレクター)の作品一覧。ドキュメンタリー番組の受賞歴やプロフィール、番組の動画など。
放送年 | 番組名 | 解説・受賞 |
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2015 | 「私を覚えていてください 素敵な日本人へ」 |
日本放送文化大賞中部・北陸地区審査会第1位。 日本放送文化大賞グランプリ候補作品 |
「アーカイブスを地域に活かす~「人道の港」番組制作と教育活用」 | 自主制作のドキュメンタリー番組を小中学校教育に活用した福井テレビ(福井市)の取り組みは2015年9月の民放連理事会で、日本民間放送連盟賞「放送と公共性」部門の最優秀賞に決まった。福井テレビは2014年、2013年にも同部門で優秀賞を受けていた。3年連続受賞は全国で初めて。
受賞は「アーカイブスを地域に生かす~『人道の港』ドキュメンタリー制作と教育活用」。福井テレビは2007年から人道の港シリーズのドキュメンタリー4本を制作して放送。故杉原千畝が発給した「命のビザ」でナチス・ドイツの迫害から逃れたユダヤ人が、敦賀市など各地で人道的なもてなしを受けたことなどを生存者の証言で取り上げた。
ふるさとの文化や歴史を取り込んだ学習カリキュラムを実践している敦賀市教委と連携。授業で活用しやすいように五十分を超える映像を八分までのビデオクリップに細分化してDVD化し、市内の全小中学校へ無償配布した。地元の財産にもなる映像素材を地域に還元し、郷土を誇りに思う心を育んだことが評価された。 日本民間放送連盟賞特別表彰部門「放送と公共性」最優秀賞 |
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2013 | 「楽園の記憶は消えず~敦賀に上陸した 6000 人のユダヤ人~」 | 日本放送文化大賞中部・北陸地区審査会審査員特別賞 |
2011 | 「ママからの手紙~10 年後に届いたメッセージ~」 | 放送文化基金賞テレビエンターテインメント番組賞 |
2006 | 「扉開きしのち~敦賀に降り立ったユダヤ人の軌跡~」 |
第二次大戦中、外交官杉原千畝が発給した「命のビザ」で6000人のユダヤ難民が救われた。 敦賀上陸後のユダヤ難民のその後を海外まで追跡。記憶に残すべき歴史的史実を伝えた。
番組は、第二次世界大戦当時、リトアニアの外交官・杉原千畝副領事が発給した「命のビザ」を基に、敦賀に上陸したユダヤ人たちの敦賀に対する思いと、その後を取材したもの。リトアニアやアメリカなどを回り、丹念に証言を追った労作。平和、命の大切さを問いかけた。 第44回ギャラクシー賞テレビ部門で奨励賞を受賞した。ギャラクシー賞は、日本の放送文化の向上を目指し、優秀な番組や個人、団体を表彰。日本の放送局、制作会社が制作、放送されたテレビの全作品が対象となる。(福井新聞) 日本放送文化大賞中部・北陸地区審査会審査員特別賞 ギャラクシー賞奨励賞 FNSソフト工場特別賞 |
2005 | 「有沙と私 それぞれの壁~日本に嫁いだ中国人妻を追って~」 | 日中国際結婚の現状を浮き彫りにし、国際結婚という民間交流が日本と中国に何をもたらす のかを問いかけた作品。
文化庁芸術祭優秀賞 FNSドキュメンタリー大賞優秀賞 ギャラクシー賞奨励賞 地方の時代審査員会推賞 日本放送文化大賞中部・北陸地区審査会準優秀賞 平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞 |
2003 | 「その声は届かず~拉致家族の奪われた 24 年~」 | FNSドキュメンタリー大賞ノミネート |